【2025年最新】60ハリアーのリセールバリューは高い?人気色・買取相場を徹底解説
60ハリアーのリセールバリューを徹底解説
60ハリアーは中古市場でも高値で取引される人気SUVです。「数年乗っても高く売れる」と評判で、特にハイブリッドモデルや上位グレードはリセール率が80%を超えるケースもあります。購入時に高額でも、後の売却で損失を抑えられるのが特徴です。
ただし、全ての60ハリアーが高値で売れるわけではありません。年式・グレード・ボディカラー・走行距離など、査定額を左右する要素は多岐にわたります。たとえば、走行距離が5万kmを超えると査定額が平均15%下がる傾向があるため、売却タイミングを見極めることが重要です。
また、実際にユーザーからは「3年乗っても新車の7割で売れた」「RAV4より高く売れた」などの声も多く、トヨタブランドの信頼性がリセールを支えています。この記事では、人気色・買取相場・維持のコツまでを詳しく紹介し、あなたが愛車をより高く手放すための具体的な指針を解説します。
この記事で分かること
- 60ハリアーのリセールバリューが高い理由と実際の相場
- 人気色・不人気色が買取価格に与える影響
- 高く売るために知っておくべきタイミングとコツ
- グレード別・年式別のリセールランキング
- 買取査定を有利に進めるための実践ポイント
60ハリアーのリセールバリューは高い?相場と特徴
60ハリアーのリセールバリューが高い理由
60ハリアーのリセールバリューが高い最大の理由は「ブランド力」と「市場人気」です。 トヨタブランドの信頼性に加え、デザイン・静粛性・乗り心地などが評価され、国内SUV市場で常に上位にランクインしています。 中古車販売サイト「カーセンサー」では、60ハリアーの平均リセール率は約75〜80%と高水準です。 また、ハイブリッドモデルは燃費性能が良く、都市部ユーザーを中心に需要が安定しており、高値維持の傾向が続いています。
年式別・グレード別の買取相場の傾向
60ハリアーは登場から時間が経過しても高い相場を維持しています。 特に2017〜2020年式の「PREMIUM」「PROGRESS」グレードは人気が高く、平均買取額は200万〜300万円前後です。 一方で、初期型(2013〜2015年式)は装備差や走行距離の影響でやや下落傾向にあります。 年式が古くても状態が良ければ査定額アップの可能性があるため、定期メンテナンスの履歴を残すことが重要です。
年式 | 主なグレード | 平均買取価格 |
---|---|---|
2020年式 | Z“Leather Package” | 約320万円 |
2018年式 | PROGRESS | 約280万円 |
2015年式 | PREMIUM | 約220万円 |
ガソリン車・ハイブリッド車でのリセール差
リセール率ではハイブリッド車がガソリン車を上回る傾向です。 燃費性能や静粛性を重視するユーザーが多く、特にZグレードのハイブリッドは査定時に+20万円前後の差が出るケースもあります。 ただし、ガソリンモデルはメンテナンスコストが低いため、走行距離が少ない場合は同等評価を受けることもあります。
どちらを選ぶにしても、走行距離5万km以内・禁煙車・修復歴なしが高リセールの条件です。
他SUV(RAV4・CX-5)との比較
同クラスSUVと比較しても60ハリアーの評価は高いです。 RAV4のリセール率は約70%、CX-5は約65%前後ですが、ハリアーは平均75%以上を維持しています。 理由として「内装の高級感」「中古市場でのブランド人気」「幅広い年齢層からの支持」が挙げられます。 結果として、SUVの中でも資産価値の高いモデルとして位置づけられています。
高リセールを維持するためのポイント
高リセールを維持するには、定期的な点検と車内外の清潔さを保つことが欠かせません。 ユーザーの体験談でも「洗車と内装クリーニングを欠かさなかった結果、査定で+10万円」との声が多く見られます。 また、純正パーツの維持も重要で、社外エアロやカスタムホイールは査定マイナスになることがあります。 売却時は複数の買取業者に見積もりを取り、最も高い条件を比較検討しましょう。
人気色・不人気色で変わる60ハリアーの買取価格
人気カラーTOP3(ホワイトパール・ブラック・プレシャスブラック)
60ハリアーのリセールバリューにおいて最も影響が大きいのがボディカラーです。 特に「ホワイトパールクリスタルシャイン」「ブラック」「プレシャスブラックパール」は人気が高く、査定時に+10万〜20万円の差が出ることがあります。 中古車販売データでは、これらの色は全体の約60%を占めており、特にホワイトパールはファミリーユーザーにも支持されています。 汎用性と清潔感が評価される色は、再販時の需要が高く価格を押し上げる傾向にあります。
不人気カラーとリセール下落の傾向
不人気カラーとしては「ダークレッドマイカ」「ダークブルーマイカ」などが挙げられます。 これらは個性的で魅力的ではありますが、流通量が少ないため査定時の評価が下がりやすいです。 特に再販市場での需要が限定的なカラーは買取店が在庫リスクを考慮してマイナス査定を行う傾向にあります。 ユーザーの声でも「お気に入りの赤系にしたが売却時に20万円安くなった」という実例があります。
色選びで5年後の買取価格が変わる理由
ボディカラーは車の印象を左右するため、購入時の選択が将来の価値に直結します。 実際に、人気色と不人気色では5年後の査定額に平均15〜25%の差が出るというデータもあります。 中古市場では「再販しやすい色」が優遇されるため、流行や一時的な好みではなく、将来的な市場価値を意識して選ぶことが大切です。 無難で飽きにくい色を選ぶことがリセールを高める最も確実な方法です。
カラー | 人気度 | リセール評価(5年後) |
---|---|---|
ホワイトパール | ★★★★★ | 約80% |
ブラック/プレシャスブラック | ★★★★☆ | 約78% |
シルバーメタリック | ★★★☆☆ | 約72% |
ダークブルーマイカ | ★★☆☆☆ | 約65% |
限定色・特別仕様車カラーの影響
特別仕様車の限定カラーは一時的に話題となり高値で取引されることがあります。 ただし、長期的には需要が安定せず、査定時に評価が分かれるケースもあります。 たとえば、「Style NOIR」の専用ブラックは登場当初こそ注目されましたが、現在では通常色との差が小さくなっています。 限定カラーを選ぶ際は「希少価値」と「市場の流通量」のバランスを考慮することが大切です。
色を維持するためのメンテナンス法
ボディカラーを美しく保つことはリセール維持に直結します。 特に黒系は汚れや小キズが目立ちやすいため、定期的な洗車とコーティングが必須です。 ユーザーからは「年2回のガラスコーティングで査定時に+5万円だった」という声もあります。 紫外線対策や屋内保管の習慣をつけることで、色あせや劣化を防ぎ、高価買取につながります。
走行距離・状態・装備がリセールに与える影響
走行距離と査定額の相関データ
走行距離はリセールバリューを決定する最も重要な要素のひとつです。 60ハリアーの場合、走行距離が1万km増えるごとに平均で査定額が約3〜5万円下がる傾向にあります。 特に5万kmを超えると減額幅が大きくなり、10万kmを超えるとリセール率が60%台まで落ち込むケースもあります。 中古車販売データでは「3年以内・3万km以下」の車両が最も高く評価されやすいです。
修復歴・キズ・内装劣化の査定減点
外装や内装の状態は査定額に直結します。 小さなキズでも再塗装が必要と判断されれば、1箇所あたり−1万〜3万円の減額になることがあります。 また、喫煙臭・ペット臭・シートの汚れなどの内装ダメージは、見た目以上にマイナス評価されやすいポイントです。 修復歴車は非修復歴車に比べて平均20%以上低く評価されるため、事故車扱いを避けることがリセール維持の鍵です。
状態 | 査定への影響 | 平均減額 |
---|---|---|
小キズ・擦り傷 | 部分補修が必要な場合 | 1〜3万円 |
修復歴あり | フレーム修正など大きな修理 | −20〜30% |
内装汚れ・臭い | タバコ・ペット臭あり | 1〜5万円 |
モデリスタやTRDなど純正エアロのプラス効果
純正エアロやTRDパーツは査定でプラスに働く傾向があります。 トヨタ公式ブランドによるカスタムは信頼性が高く、デザインと機能の両面で評価されやすいです。 一方で社外エアロや大型ウイングなどは、好みが分かれるため査定マイナスになるケースもあります。 純正パーツを装着した車両は平均で+5〜10万円の査定上昇が期待できます。
先進安全装備や快適機能の評価ポイント
60ハリアーは「Toyota Safety Sense」などの先進安全装備を搭載しており、これらは中古市場でも高く評価されています。 特に自動ブレーキ・アダプティブクルーズコントロール・車線維持支援機能が付いている車は人気です。 また、パワーシートやナビ連動機能などの快適装備もリセール向上に寄与します。 安全・快適機能は故障歴がないことが前提条件で、定期点検を受けておくと査定時に有利です。
定期点検・車検記録簿の有無で変わる価格
査定時に車検記録簿や点検履歴がある車は、信頼性が高いと判断されます。 特に正規ディーラーでの整備履歴が残っている場合、同条件の車両より平均+3〜7万円の査定差がつくことがあります。 定期点検を怠らないことが長期的なリセール価値維持につながります。 メンテナンス記録は必ず保管し、売却時に提示することが重要です。
60ハリアーの買取相場を上げる3つのコツ
複数社一括査定で相場を見極める方法
複数の買取業者に査定を依頼することで、60ハリアーの本当の相場が見えてきます。 一括査定サイトを利用すれば、最大10社程度から一度に見積もりが届き、最も高い業者を選べます。 実際のユーザー調査では、ディーラー下取りより平均で15〜25万円高く売れたというデータがあります。 ただし、電話営業が多いサイトもあるため、連絡手段をメールに限定するなどの工夫も必要です。
時期(3月・9月)と買取価格の関係
自動車市場では「3月(決算期)」と「9月(中間決算)」が最も高く売れる時期です。 この時期は中古車販売店が在庫を増やすため、買取強化キャンペーンを行うことが多いです。 特にハリアーのような人気SUVは需要が集中しやすく、査定額が平均で10%前後アップすることもあります。 売却のタイミングを意識することで、同じ車でも数十万円の差が出る点を覚えておきましょう。
時期 | 買取価格の傾向 | おすすめ度 |
---|---|---|
3月(決算期) | 需要増加で最高値を狙える | ★★★★★ |
9月(中間決算) | 販売店が仕入れを強化 | ★★★★☆ |
12月〜1月 | 相場が一時的に下落 | ★★☆☆☆ |
ディーラー下取りより高く売るための戦略
ディーラー下取りは手続きが簡単ですが、相場より安くなるケースが多いです。 理由は、下取り価格が新車販売時の値引き調整として使われるためです。 一方、買取専門店は再販価値を重視するため、60ハリアーの高需要を反映した価格を提示します。 査定比較をせずにディーラーに出すのは損をする可能性が高いため、最低でも2〜3社の見積もりは取るようにしましょう。
買取業者が重視するポイントを知る
査定士は車の年式・走行距離・外装・内装状態を重点的に見ています。 特にハリアーは「禁煙車」「ワンオーナー」「純正ナビ付き」などが高評価の条件です。 査定前には以下のような準備をしておくと好印象につながります。
- 車内清掃と外装の洗車を徹底する
- 純正部品や取扱説明書を揃えておく
- 整備記録簿を提示する
これらを行うだけで、平均+5万円前後の査定アップが期待できます。
高く売れるタイミングを逃さないコツ
新型モデルの発表直後は旧モデルの相場が下がるため、売却タイミングの見極めが重要です。 60ハリアーの場合、新型80ハリアーの発売後にリセール率が一時的に5〜10%下落しました。 そのため、モデルチェンジ前に売ることが最も高値で手放すコツです。 「次の新型発表」がニュースになった時点で早めの査定を依頼するのが得策です。
人気グレード別リセールバリューランキング
Z“Leather Package”とGグレードの違い
60ハリアーの中でもZ“Leather Package”はリセールバリューが最も高いグレードです。 本革シートやパワーシート、JBLサウンドなど高級装備が揃っており、中古市場でも需要が集中しています。 一方で、Gグレードはコストパフォーマンスに優れますが、装備差により査定額が平均で15〜20万円ほど低くなる傾向にあります。 リセールを重視するなら、上位グレードを選ぶのが最も確実な方法です。
ハイブリッドZとガソリンZの価格差
燃費性能と静粛性の高さから、ハイブリッドZはガソリンZよりリセールが高く評価されています。 具体的には、ハイブリッドZがリセール率約80%前後に対し、ガソリンZは約72〜75%が相場です。 燃費重視の都市部ユーザーに人気があり、特に低走行車は高額で取引される傾向があります。 初期投資は高くても、5年後の買取で差額を取り戻せるのがハイブリッドZの魅力です。
グレード | 平均リセール率 | 特徴 |
---|---|---|
Z“Leather Package”(ハイブリッド) | 約80% | 高級装備が充実。最も人気が高い。 |
Z(ガソリン) | 約75% | 販売台数が多く、安定した需要。 |
G(ガソリン) | 約70% | コスパ重視の選択肢。 |
ELEGANCE・PREMIUMなどの旧グレード評価
初期モデルの「ELEGANCE」や「PREMIUM」も根強い人気がありますが、装備や燃費性能の差でリセールはやや低めです。 特にPREMIUMグレードは高級感が評価され、中古市場でも安定した需要があります。 一方でELEGANCEは販売数が多く、相場が下がりやすい傾向です。 旧モデルでも状態が良ければ70%前後のリセール率を維持できる可能性があります。
特別仕様車“Style NOIR”や“PROGRESS”の価値
特別仕様車は装備内容が充実しており、リセールバリューでも高評価です。 特に「PROGRESS」は専用エアロやLEDライトが標準装備で人気が高く、査定時に+10万円以上上乗せされることもあります。 「Style NOIR」も内装デザインの特別感から再販価値が高く、オーナー満足度も高いモデルです。 ただし、販売期間が短いため市場流通量が少なく、相場変動が起きやすい点には注意が必要です。
新型ハリアー登場後の60ハリアーリセール変動
2020年の80ハリアー登場後、60ハリアーの相場は一時的に5〜10%下落しました。 しかし、2022年以降は価格が安定し、状態の良い個体は再び高値を維持しています。 ユーザーの中には「新型よりも60系のデザインが好き」という声も多く、人気は衰えていません。 中古市場での需要が続く限り、60ハリアーのリセールは依然として高水準を維持する見込みです。
ハリアー60系のリセールを高く保つメンテナンス術
定期洗車とコーティングの重要性
外装の美しさはリセールバリューを大きく左右します。 特に黒系カラーはキズや汚れが目立ちやすいため、月1回の洗車と年1〜2回のコーティングが理想です。 実際に、定期的にガラスコーティングを行っていたユーザーは、査定時に平均+5〜10万円高い価格で取引された例もあります。 屋外駐車が多い場合は紫外線対策として撥水タイプのコーティングを選ぶことが推奨されます。
内装クリーニングと臭い対策
内装の清潔さは中古車査定で想像以上に重視されます。 シートの汚れやタバコ臭・ペット臭が残ると、減額査定の原因になります。 おすすめは、3か月に1回程度のプロクリーニングまたは家庭用スチーム清掃です。 特に禁煙車・ペット同乗なしの車両はリセール率が平均で5%高い傾向があります。 脱臭スプレーではなく、根本的な清掃で臭いを除去することが大切です。
メンテナンス項目 | 実施頻度 | リセールへの影響 |
---|---|---|
洗車 | 月1回 | 外装のツヤ保持で査定+2〜3万円 |
コーティング | 年1〜2回 | 退色・汚れ防止で+5万円以上 |
内装クリーニング | 3か月に1回 | 臭い・汚れ対策で+2〜4万円 |
タイヤ・ホイールの純正維持が有利な理由
査定士は「純正状態かどうか」を重要視します。 社外ホイールは好みが分かれるため、査定時にはマイナス評価になるケースが多いです。 そのため、純正タイヤとホイールを保管しておき、売却時に戻すことが推奨されます。 ユーザーの実例では、純正ホイールを戻しただけで+3万円の査定アップとなったケースもあります。 改造よりも「純正重視」がリセール維持の鉄則です。
バッテリー・オイル交換記録の残し方
整備記録簿にオイル交換やバッテリー交換の履歴を残すことで、整備状態が証明されます。 これにより「信頼できる車」として高評価を得やすくなります。 特にオイル交換は5,000kmごとが理想で、実施していないとエンジン評価に影響します。 記録簿の有無で査定差が最大7万円出ることもあるため、整備明細や領収書は必ず保管しましょう。 定期メンテナンスの証拠は資産価値を守る「保証書」のような存在です。
車検時にやっておくべきチェック項目
車検時はリセールを意識した整備を行う絶好のタイミングです。 ブレーキパッド・タイヤ溝・ライト系の交換は、見た目と安全性の両面で査定評価に影響します。 特に、外装ライトの黄ばみを除去しておくと印象が良くなり、査定時にプラス評価を得られます。 必要最低限の整備だけで済ませると長期的には損になるため、次の3点を意識しましょう。
- ライトレンズの黄ばみ除去
- ブレーキや足回りの異音チェック
- エンジンオイル・エアコンフィルターの交換
車検整備=リセール整備と考えることが長期的な価値維持のコツです。
よくある質問(FAQ)
60ハリアーのリセールバリューは何年落ちまで高い?
60ハリアーは5年落ちまでリセールバリューが高い傾向があります。 特に3年落ちまでは新車価格の約75〜80%で取引されることが多いです。 5年を超えるとリセール率は65%前後に下がりますが、それでも同クラスSUVより高水準です。 定期メンテナンスと低走行距離の維持があれば、長期保有でも高値売却が可能です。
ハイブリッドとガソリンではどちらが売りやすい?
中古市場ではハイブリッドの方が需要が高く、査定額も平均で+15万円前後の差が出ます。 都市部では燃費性能を重視するユーザーが多いため、ハイブリッドZが人気です。 ただし、走行距離が多い場合はメンテナンスコストが高くなるため、査定時の印象を下げないよう整備履歴を残しておくことが重要です。 総合的にはハイブリッドの方が再販性が高く、安定した需要があります。
カスタム車はリセールに影響する?
社外エアロやホイールなどのカスタムは、好みが分かれるため査定ではマイナスになることがあります。 特に純正パーツが欠品している場合は減額対象です。 一方で、モデリスタやTRDなどの純正オプションカスタムは評価されるケースもあります。 カスタムする場合は純正部品を必ず保管しておくことをおすすめします。
法人リース落ち車のリセールは悪い?
法人リース車は短期間で乗り換えられるケースが多く、走行距離が少なければ高リセールを維持できます。 ただし、業務用途で使われた車両は使用頻度が高く、内装や外装に劣化が見られることもあります。 外観・内装状態が査定時の評価を大きく左右するため、購入前に点検記録や整備履歴を確認しましょう。 定期整備が行われていれば、リース車でも個人所有車と同等の査定が期待できます。
修復歴車でも高く売れるケースはある?
修復歴車でも、修復箇所が軽微で安全走行に影響しない場合は高く売れることがあります。 特にバンパーやフェンダーの交換レベルなら査定減額は5万円前後にとどまります。 一方で、フレーム修正を伴う修理は大幅減額の対象になります。 修復歴を隠さず正直に申告する方が、信頼性評価が上がるケースもあります。
新型80ハリアー登場で60ハリアーは値下がりした?
新型80ハリアー登場直後は一時的にリセールが5〜10%下落しました。 しかし、2023年以降は市場価格が安定し、60系特有のデザインを好む層が再び増えています。 中古販売店では「60系の方が高級感がある」と評価する声も多く、人気カラーや上位グレードは依然として高値を維持しています。 現在では中古SUV市場で安定した資産価値を持つ車種のひとつとなっています。
まとめ:60ハリアーはリセールバリューが高く、賢く売れば資産価値を守れる
60ハリアーは中古市場で高いリセールバリューを維持する希少なSUVです。 トヨタブランドの信頼性、デザイン性、快適な走行性能が評価され、5年経過後でも平均リセール率70〜80%を誇ります。 特にハイブリッドモデルや上位グレードは高値取引が多く、メンテナンス次第でさらに価値を保つことが可能です。 定期点検・洗車・コーティング・純正維持など、日頃のケアが最終的な査定額を左右します。
また、売却タイミングや業者選びも重要です。 3月・9月の決算期に合わせて一括査定を活用すれば、査定額が平均10〜20万円アップするケースもあります。 新型ハリアー登場前に売却することで、価格下落を最小限に抑えることが可能です。 「できるだけ高く、早く、確実に売る」ためには、相場を把握し複数業者の見積もりを比較することが欠かせません。
- 人気色(ホワイト・ブラック)は+10〜20万円の高査定が期待できる
- 走行距離5万km以内・禁煙車・純正パーツ維持が高リセールの基本条件
- ディーラー下取りより買取専門店の方が高値になりやすい
- 査定前の清掃・整備・書類準備で印象アップ
- 早めの売却判断で価値下落を防止
60ハリアーは“乗る楽しみ”と“売る賢さ”を両立できる資産性の高いSUVです。 この記事で紹介したポイントを実践すれば、あなたのハリアーも高価買取につながる可能性が十分あります。 最後にもう一度、「状態を保ち、タイミングを逃さない」ことを意識して、賢い売却を目指しましょう。