アルファードより大きい国産車7選【2025年最新版】

トヨタ グランエース｜全長5.3m超のビジネスVIPモデル

グランエースは、アルファードより全長で約40cmも長く、全長5300mmの堂々としたサイズが魅力です。室内も広く、大人6〜8人が余裕を持って乗車可能。空港送迎や企業のVIP輸送にも選ばれています。

2.8Lディーゼルエンジン搭載で、走行性能と低燃費を両立。価格は700万円台〜と高額ですが、ラグジュアリー感は別格です。

日産 エルグランド ハイルーフ仕様｜車高で勝る大空間

標準モデルのエルグランドに比べ、ハイルーフ仕様は室内高が最大1,400mm以上と圧倒的です。立体駐車場には不向きですが、家族での長距離移動やキャンピング仕様への改装にも適しています。

燃費はやや劣りますが、快適性は抜群。中古市場では300万円台から見つかります。

トヨタ ハイエース ワゴンGL｜送迎・ファミリー両用OK

法人用途のイメージが強いハイエースですが、ワゴンGLは10人乗りのファミリー向けモデルとして人気です。全長は5380mmとアルファードを大きく超え、荷物も多く積めます。

実用性が高く、保育施設や大人数での旅行にも活躍。新車価格は約450万円〜です。

三菱 デリカD:5 カスタムモデル｜アウトドア特化型の拡張性

デリカD:5はミニバンながら本格SUVの要素も持ち、アウトドア志向のユーザーに最適です。リフトアップ仕様やキャンピング装備を加えると、全高が2,000mmを超える大型モデルに。

ただし、改造次第で車検対応が難しくなる点に注意が必要です。

トヨタ ランドクルーザー300｜圧倒的ボディと耐久性

ランドクルーザー300は、全長4,985mm、全幅1,980mmとSUVとして最大級。オフロード性能と高級感を両立したフルサイズモデルで、世界中で高い評価を受けています。

燃費は平均7〜8km/Lと低めですが、耐久性とリセールバリューは非常に高いです。

トヨタ セコイア（逆輸入車）｜フルサイズSUVの王者

アメリカ市場向けに販売されているトヨタ セコイアは、全長5,210mm、全幅2,030mmのフルサイズSUVです。並行輸入で入手可能ですが、国内では非常に珍しい存在です。

3列シートで8人乗車も可能。走行性能はパワフルですが、右ハンドル仕様がないため、運転には慣れが必要です。

レクサス LX600｜ラグジュアリーとサイズを兼ね備えた1台

レクサスのフラッグシップSUVであるLX600は、ランドクルーザーと同じプラットフォームを使用しつつ、内装・装備が格段にハイエンドです。

全長5,100mm、価格は1,250万円〜と高価格帯ですが、安全装備・快適装備は国内最高クラス。ビジネスユースや富裕層向けとして人気です。

サイズ・室内空間で徹底比較【アルファード vs ライバル車】

全長・全幅・全高の数値比較表

各モデルの外寸を比較すると、アルファードは決して「最大級」ではないことが分かります。特に全長や全幅は、大型SUVや商用バンに劣ります。

価格帯・維持費で比較！現実的な選択肢は？

新車価格帯の比較（2025年最新版）

各モデルの新車価格帯は大きく異なります。アルファードの新型モデルは約540万円〜ですが、より大きい車種は600万円を超えるケースが一般的です。特にレクサスLX600やグランエースは高級帯に属します。

使用目的別！最適な「アルファードより大きい車」の選び方

大家族・子育て家庭におすすめの車種

家族5人以上で使う場合は、10人乗りに対応したハイエース ワゴンGLやグランエースが非常に便利です。特に小さな子どもがいる家庭では、乗り降りのしやすさとシートアレンジが重要です。

アルファードも3列シートですが、荷室の余裕やチャイルドシートの設置数を考慮すると、一回り大きなモデルの方が実用的です。

送迎・ビジネスユース向けモデル

企業や施設の送迎に使うなら、グランエースやレクサスLX600のような高級感ある車種が好まれます。ビジネス用では第一印象が重視されるため、外観と快適性が重要です。

また、ハイエースの法人モデルも、シートカスタマイズ次第で使いやすくなります。経費としての導入も検討しやすい価格帯です。

キャンプ・車中泊・アウトドアに向いているモデル

車中泊やキャンプを重視するなら、フラットにできるシートレイアウトと荷室の広さがカギとなります。ハイエースやデリカD:5は、ベッドキットやアウトドア装備と相性抜群です。

ランドクルーザーも高い走破性があり、悪路に強くアウトドアに最適です。

ただし燃費と取り回しの面ではデメリットもあるため、使用環境をよく考慮しましょう。

高級感・VIP送迎で選ぶならこの一台

上質な内装と静粛性を求めるなら、レクサスLX600やグランエース プレミアムグレードが圧倒的です。どちらも後部座席の快適性が高く、まさに「移動する応接室」といえます。

企業の重役送迎や空港送迎サービスでは、信頼感を与える車種として選ばれています。

通勤・街乗りも考慮したい人への選び方

大きすぎる車は日常使いに不向きですが、アルファードより一回り大きい程度のモデルであれば、通勤にも活用できます。

例えば、エルグランド ハイルーフ仕様やハイエースのミドルルーフは、室内空間と取り回しのバランスが良く、日常使いとレジャーを両立したい方におすすめです。

購入前に知っておきたい注意点と選び方のコツ

サイズが大きすぎると困る場面とは？

大型車は走行時や駐車時に注意が必要です。特に都心部では、狭い道や立体駐車場に対応できないケースが多く、日常使いに不便を感じることがあります。

全長5,000mm以上の車両では、コンビニやスーパーの駐車スペースでも車体がはみ出すことがあり、周囲の迷惑になる可能性もあります。

駐車場・取り回し・都心での使用に注意

駐車スペースの確保は必須です。全幅が2,000mmに近い車は、一般的な月極駐車場では対応不可のケースもあります。

また、Uターンや狭路での取り回しには運転技術が必要です。都市部で頻繁に使用する予定がある場合は、ハンドルの切れ角や視界性能も重視しましょう。

試乗でチェックすべきポイント

購入前には必ず試乗し、運転のしやすさ・視界・乗り心地を確認してください。カタログの数値だけでは判断できない違和感を体感できます。

例えば「ハイエースは思ったより小回りが利く」といったポジティブな意見もあれば、「グランエースは見切りが悪く感じた」という声もあります。

中古車で狙うならこの年式・グレード

予算を抑えたい方には中古車も選択肢となります。人気グレードはリセール率が高く、状態の良い個体を見つけやすい傾向にあります。

• ハイエース：2〜4年落ちのワゴンGLが狙い目
• グランエース：法人リースアップ車が高品質で流通
• ランドクルーザー300：初期モデルは高騰中のため注意

事故歴・修復歴の有無、整備記録の確認は必須です。

カスタム・改造の注意点と法規制

キャンピング仕様や外装カスタムを考えている方は、構造変更が必要になるケースや車検非対応となるリスクに注意しましょう。

例えば、リフトアップや車内ベッドの常設化には申請が必要であり、保険や税制に影響を及ぼす可能性もあります。公認業者での施工をおすすめします。

よくある質問（FAQ）

アルファードより大きい車は運転しにくいですか？

車体が大きくなる分、取り回しや駐車に慣れが必要です。ただし、多くのモデルに360度カメラやパーキングアシストが搭載されており、慣れれば安心して運転できます。実際にグランエースやハイエースに乗り換えたユーザーの声では、「最初の1週間で慣れた」「視点が高くてむしろ見やすい」という評価もあります。

アルファードと比べて維持費がどのくらい高くなりますか？

年間維持費は車種や排気量により異なりますが、グランエースでは約＋5〜8万円/年、LX600では＋15万円以上になる場合もあります。要因は主に自動車税・保険料・燃費差によるものです。

ただし、ハイエースなどは法人利用の優遇税制が適用される場合もあり、必ずしも高コストとは限りません。

家族5人以上ならどの車種が最適ですか？

10人乗りのハイエース ワゴンGLや、8人乗りグランエースが適しています。シート配置が広く、ベビーカーや旅行用スーツケースの積載にも対応できます。

また、エルグランド ハイルーフ仕様は頭上空間に余裕があり、子ども連れでも快適に過ごせる室内環境です。

中古で買うならおすすめのモデルはありますか？

予算を抑えるなら、3年落ち以内のグランエースや法人リース上がりのハイエースが狙い目です。特にハイエースは供給数が多く、状態の良い中古車が市場に多く出回っています。

購入時には修復歴・整備履歴の確認を徹底しましょう。低年式の大型車はメンテナンス費用が高くつく可能性があります。

車中泊に適した大型車はどれですか？

車中泊に適しているのは、ハイエース（ワゴン/バン）やデリカD:5です。シートをフルフラットにできる構造で、ベッドキットの取り付けも容易です。

ランドクルーザーやセコイアも広さは十分ですが、荷室の段差があるため工夫が必要です。天井高とフラット性がポイントです。

大型車でもスライドドア付きの車はありますか？

はい、あります。グランエース、ハイエース、アルファードなどは電動スライドドアを搭載しています。乗り降りがしやすく、特に高齢者や子ども連れに便利です。

一方、SUVタイプのランドクルーザーやセコイアはスライドドア非搭載であり、狭い駐車場ではドアの開閉に注意が必要です。

まとめ：アルファードより大きい車は目的次第で選ぶべし！

アルファードでは物足りないと感じた方にとって、より大きな車種は実用性・快適性・多用途性を備えた魅力的な選択肢です。

本記事で紹介した車種の特徴をふまえると、目的に応じて最適なモデルが見えてきます。

• 大家族・送迎重視：ハイエース ワゴンGLやグランエース
• 高級感・VIP用途：レクサスLX600やグランエース プレミアム
• アウトドア・車中泊：デリカD:5やランドクルーザー
• バランス型：エルグランド ハイルーフ仕様

どの車にも強みと弱みがあります。全長・維持費・駐車環境など、現実的な条件と照らし合わせて慎重に検討しましょう。

サイズアップは魅力ですが、使い勝手を犠牲にしないことが最も重要です。

まずは試乗や見積もりからスタートし、自分のライフスタイルに合う一台を見つけてください。