【保存版】シエンタ170系のUSB増設手順とおすすめアイテム5選

2025年6月9日月曜日

シエンタ

シエンタ170系のUSB増設とは？まずはこの記事で分かること

シエンタ170系は多人数での移動やレジャーに最適なファミリーカーとして人気ですが、車内のUSBポート不足に悩むオーナーが多いのが現状です。

特にスマホやタブレットを複数台充電したいとき、「どこで充電する？」と困った経験はありませんか。後部座席の家族や子どもからの要望が多いのも特徴です。

この記事では、そんな悩みを解決するために「シエンタ170系のUSBポートをどうやって増設できるのか？」を具体的に解説します。DIY初心者でも分かる手順や、おすすめの増設アイテムも紹介しているので安心です。

純正仕様にこだわる方も、コストを抑えたい方も、自分に合った増設方法を見つけるヒントが必ず見つかります。

この記事で分かること

シエンタ170系にUSBポートを増設すべき理由
DIYと業者依頼、それぞれの方法と特徴
実際に使えるおすすめUSB増設アイテム5選
初心者でもできる増設手順と注意点
よくあるトラブルとその解決方法

シエンタ170系にUSBポートが必要な理由とは？

純正USBポートの数と配置の問題点

シエンタ170系の純正USBポートは、1〜2口程度と限られており、前席周辺にしか設置されていません。そのため、複数人での乗車時やリアシート利用時には不便さが目立ちます。

後部座席には純正ポートが基本的に設置されていない
充電順を巡って家族間でトラブルになるケースも
ポータブル電源を併用する人もいるがコストが高い

スマホ・タブレットなどの充電ニーズの増加

ドライブ中にスマートフォンをナビ代わりに使ったり、タブレットで動画を視聴したりする機会が増え、充電環境の整備は必須となっています。

1人あたり2台以上の端末を持つケースが増加
急速充電への対応ポートが求められる傾向に
エンジン停止中の電力消費も無視できない

端末の種類	1回の充電に必要な時間
スマートフォン（iPhone）	約1.5〜2時間
タブレット（iPad）	約2.5〜3時間

リアシートの利便性向上への期待

後部座席で過ごす家族や子どもにとって、USBポートの有無は快適性を大きく左右します。「移動時間を有効に使いたい」というニーズが年々増加しています。

通学・通園の送迎時に動画視聴ができる
チャイルドシート横に設置できると安心
ポータブルゲーム機の充電にも便利

長距離ドライブ・車中泊での活用シーン

車中泊や長距離旅行では、複数人が同時に充電できる環境が重宝されます。特にリア側にUSBポートがあることで、就寝中の充電にも対応できます。

スマートウォッチやモバイルWi-Fiルーターの充電
ポータブル冷蔵庫や空気清浄機の電源確保
後席用ライトのUSB給電にも対応

シートアレンジと連携した配置で、快適性が大きく向上します。

家族利用や子ども向けの配慮として

ファミリーカーとして選ばれるシエンタ170系では、「家族全員が快適に使える装備か？」が重要です。USBの増設により、子ども向けの電子機器や安全装置の活用も広がります。

子ども用見守りカメラの電源確保
夜間移動中のUSB式ライトの使用
長時間移動中の飽き対策としての動画視聴環境の整備

USBポート増設の3つの方法【DIYから業者依頼まで】

シガーソケットタイプの簡易USB増設

最も手軽にUSBポートを増やせるのが、シガーソケットに差し込むタイプのUSBチャージャーです。コンビニや家電量販店でも購入可能で、工具も不要です。

価格は1,000〜3,000円程度でコスパが良い
1〜4ポートまで対応する商品も存在
車検にも基本的に影響しない

差込口が緩いと走行中に抜けやすいので注意が必要です。

純正風の埋め込みタイプの設置方法

内装に馴染む仕上がりを求めるなら、埋め込み型がおすすめです。コンソールパネルや空きスイッチ部へ設置でき、後付け感がありません。

外観を損なわず、まるで純正のような見た目
電源はACCやヒューズボックスから取得
設置には内装脱着と配線処理が必要

項目	内容
難易度	中級（工具と配線知識が必要）
所要時間	約1〜2時間
費用	3,000〜6,000円（パーツ代のみ）

ディーラーや専門業者に依頼する選択肢

自信がない場合は、プロに任せることで確実かつ安全に施工してもらえます。特に埋め込み型は内装破損のリスクがあるため、専門家に依頼するユーザーも増えています。

施工実績のある業者なら安心感がある
保証対応や万一のトラブル時もスムーズ
平均費用は8,000〜15,000円程度

一部ディーラーでは社外品の取り付けを断られるケースもあるため、事前確認が必要です。

メリット・デメリット比較

3つの方法にはそれぞれに特徴があります。目的や予算に応じて、ベストな方法を選ぶことが重要です。

方法	メリット	デメリット
シガーソケットタイプ	安価・手軽・すぐ使える	後付け感がある・外れやすい
埋め込み型	内装に自然・高級感あり	施工に時間・知識が必要
業者依頼	確実・安全・保証あり	費用が高め・予約が必要

自分に合った方法を選ぶポイント

どの方法が自分に合うかは、「予算」「見た目」「手間」のバランスで決まります。以下の基準を参考にしてください。

DIY初心者ならシガータイプ一択
内装にこだわるなら埋め込み型を検討
車いじりが不安な方は業者に依頼

長く使う装備だからこそ、後悔しない選択を心がけましょう。

必見！シエンタ170系におすすめのUSB増設アイテム5選

エレコム「車載用USB増設ユニット」

信頼性の高い国内メーカー・エレコム製のUSB増設ユニットは、急速充電対応＆高耐久性が魅力です。通電状態を示すLEDランプ付きで、夜間の操作も快適です。

最大出力2.4Aでスマホの急速充電に対応
車載用に設計された低発熱仕様
内装に馴染むブラックとシルバーの2色展開

JAPAN AVE.「USB電源ポート（シガー増設）」

スタイリッシュなデザインと2ポート高速出力が好評なJAPAN AVE.製。シガーソケット増設型で、工具不要の簡単設置が可能です。

PD対応のUSB-C搭載で最新スマホにも安心
ヒューズ内蔵で安全性も確保
12V車専用の高出力モデル

項目	内容
価格帯	約2,500〜3,000円
対応電圧	DC12V
出力	USB-A×1、USB-C×1（最大36W）

カシムラ「埋め込み型USBポート」

内装と一体化した自然な仕上がりを求める方には、カシムラの埋め込み型が最適です。空きスイッチホールへぴったり収まる仕様で、DIYでも取り付け可能です。

DC12V車対応・出力2.4A×2ポート
防塵カバー付きでほこりの侵入を防ぐ
配線済み・平型端子付きで作業時間を短縮

オウルテック「高耐久2ポートUSB充電器」

累計販売100万台を超える人気製品。オウルテックの車載USBは、耐久性と信頼性を両立したモデルとしてユーザー評価も高いです。

アルミ製筐体で発熱を抑制
12V/24V車両どちらでも対応
通電LEDで状態確認も簡単

Amazonベーシック「車用USB充電器」

コストを抑えたい方には、Amazonベーシックブランドの車載USBもおすすめです。ベーシックながら急速充電に対応しており、十分な性能を持ちます。

2ポート同時充電可能（合計最大4.8A）
過充電保護機能付きで安心
約1,000円台の低価格モデル

極端に安価な類似商品は安全面に不安があるため、信頼性のあるブランド品を選びましょう。

DIYでのUSB増設手順を解説【初心者OK】

必要な道具と準備作業

作業に入る前に、必要な道具と作業スペースを確認しましょう。準備を怠ると、作業効率が落ちるだけでなく配線ミスの原因にもなります。

プラスドライバー・内張り剥がし・ラジオペンチ
エレクトロタップ・配線コード・絶縁テープ
明るく、車両のドアが全開できる作業スペース

項目	内容
作業時間	約1〜2時間（初回の場合）
作業難易度	初心者〜中級者向け
推奨作業場所	屋内ガレージまたは日陰の駐車場

安全な電源取り出しの基本（ヒューズボックス等）

電源は必ずACC連動型ヒューズから取ることが推奨されます。常時電源を使うと、バッテリー上がりの原因になるため注意が必要です。

「アクセサリー（ACC）」と表示されたヒューズを選択
エーモン製「ヒューズ電源取り出しキット」が便利
電源取得後は、必ず検電テスターで確認

ヒューズ差し替え時はバッテリー端子を外して作業してください。

配線・設置の注意点とコツ

配線作業は、断線・誤接続を防ぐために丁寧に行うことが大切です。配線は見えない場所を通すと、仕上がりも美しくなります。

配線はフロアマット下やサイドモール内に通す
エレクトロタップ使用時は、しっかり圧着する
干渉や熱源に触れないようにルート選びを

設置後の動作確認方法

取り付けが完了したら、実際にスマホなどを接続し、通電確認を行います。通電しない場合は、ヒューズや接続部を再確認してください。

ACCオンでポートに電力が供給されるか確認
LEDランプが点灯するモデルなら視認しやすい
充電スピードが遅い場合は、ケーブルや出力を再確認

失敗しないためのチェックポイント

初めてでも安心して作業を進めるためには、事前に失敗例を把握しておくことが大切です。よくあるミスとその対策をまとめました。

よくある失敗	対策
通電しない	ヒューズ選択ミス、接続不良を再確認
バッテリーが上がる	常時電源を使用していないか確認
内装の破損	内張り剥がしを活用し力をかけすぎない

作業に不安がある場合は、無理せず業者への依頼も検討しましょう。

よくあるトラブルとその対処法

電源が入らない・通電しない原因とは

USBポートを増設したのに通電しない場合、最も多い原因はヒューズの選択ミスまたは接触不良です。特にDIY初心者は、配線の挟み込み不良にも注意が必要です。

ヒューズ位置がACC連動ではなく常時電源の可能性
エレクトロタップの圧着が甘い
アース線がボディに確実に固定されていない

通電確認には検電テスターを使いましょう。目視確認だけでは不十分です。

ショート・ヒューズ切れの予防策

増設後すぐにヒューズが切れる場合は、配線ショートの可能性が高いです。特に金属部と配線の接触には注意が必要です。

接続部を必ず絶縁テープで保護する
配線を金属ステーなどに挟み込まない
ヒューズ容量（5A/10Aなど）に合った負荷に抑える

ヒューズ容量	目安負荷
5A	スマホ充電2台まで
10A	タブレットやモバイルバッテリー同時充電に対応

走行中のガタつきや配線の外れ対策

走行中にUSBが抜けたり接触不良を起こす原因の多くは、固定不足や結線のゆるみです。特にシガータイプは振動に弱い傾向があります。

結束バンドで配線を固定して振動対策
差し込み式ポートは奥まで確実に挿入
埋め込みタイプは内装パネルにしっかり固定

スマホが急速充電されない場合の確認事項

「充電できるけど遅い」と感じる場合は、ポートやケーブルの規格が原因のことが多いです。

USBポートがQuick ChargeやPDに対応していない
使用しているケーブルが低品質である
スマホ本体が急速充電モードを自動で無効にしている

原因	対処法
ポートの非対応	QC3.0／PD対応の製品に交換
ケーブル不良	MFi認証や高出力対応のものを選ぶ

エンジン連動でON/OFFにしたいときの設定方法

「エンジンを切っても通電が続く」場合、常時電源から電源を取っている可能性があります。ACC連動へ変更することで自動でON/OFFが切り替わります。

ヒューズの取り出し位置を「ACC系統」に変更
通電確認を行い、エンジン停止後に自動でオフになるか確認
エンジン連動が必要ない場合は常時電源でもOK

アイドリングストップ中も通電が必要な機器には常時電源が有効です。ただしバッテリー残量には注意しましょう。

シエンタ170系オーナーの実際の口コミ・レビューまとめ

家族利用での利便性がアップした声

USBポートを増設したことで、家族全員が快適に過ごせるようになったという声が多く見られます。特に後部座席の子どもにとっては大きな変化です。

「兄弟で取り合いにならなくなった」（40代・男性）
「後席でも動画が見られて静かに過ごしてくれる」（30代・女性）
「家族旅行がさらに快適になった」（50代・男性）

DIY成功者の具体的な体験談

「意外と簡単だった」という体験談が多く見受けられます。必要な工具と手順を守れば、初心者でもしっかりと設置できるようです。

「エーモンのキットで30分程度で設置完了」（20代・男性）
「初めてのDIYでも通電確認まで問題なし」（40代・女性）
「内装に穴を空けずに純正風に仕上がった」（30代・男性）

配線作業に不安がある人は、ヒューズ電源タイプを選ぶのがおすすめです。

業者施工との比較レビュー

業者依頼とDIYでは、仕上がりや費用に大きな違いがあります。特に美観や確実性を求めるなら、専門業者に依頼するのも選択肢です。

項目	DIY	業者施工
費用	約2,000〜4,000円	約8,000〜15,000円
所要時間	30分〜2時間	1〜2時間（予約制）
仕上がり	個人差あり	高精度・高品質

USB不足に感じていた不満の解消例

「スマホやタブレットの充電が足りない」と感じていたユーザーが、USB増設によって不満を一掃できたという実例も豊富です。

「家族全員が同時に充電できるようになった」（30代・男性）
「ポータブル冷蔵庫とスマホを同時使用可能に」（40代・女性）
「リアシートの使い勝手が格段に向上」（50代・男性）

導入前後のライフスタイルの変化

USBポートの増設は、ただの装備追加ではなく、車内の過ごし方に影響を与えるアップグレードです。

「渋滞時のストレスが大幅に軽減された」
「子どもの機嫌を損なわずに移動できるように」
「車中泊の設備が整い、宿泊費が節約できた」

一度導入したユーザーの多くが「もっと早くやればよかった」と後悔しています。

よくある質問（FAQ）｜シエンタ170系のUSB増設

シエンタ170系の純正USBポートは何個？

シエンタ170系のグレードによって異なりますが、基本的にはフロント側に1〜2ポートのみです。後部座席や荷室には標準装備されていないため、増設の必要性が高まります。

フロントコンソール：USB1口
助手席下やリアには純正ポートなし
一部ディーラーオプションで追加可能な場合もあり

DIYでのUSB増設は車検に影響する？

正しく配線・設置されていれば、車検への影響は基本的にありません。ただし、視界の妨げや露出した配線はNGです。

内装加工が必要な場合、戻せるようにしておくのがベスト
電源取り出し位置やヒューズの選定に注意
通電確認を怠ると、保安基準違反になる可能性あり

電装品の増設による保安基準違反は、整備不良扱いになる恐れがあります。

電源はどこから取るのが安全？

最も安全かつ汎用的なのが、ヒューズボックスからACC電源を取る方法です。これにより、エンジンON時のみ電力が流れ、バッテリーの過放電を防げます。

電源取り出し場所	特徴
ACCヒューズ	エンジン連動でON/OFF、最も安全
常時電源	バッテリー上がりのリスクあり
シガーソケット	簡易増設向き・電流制限あり

ヒューズ電源取り出しの難易度は？

初心者でも比較的簡単に作業可能ですが、注意点を押さえて安全第一で行う必要があります。

車両側の電装に干渉しない位置を選ぶ
5A〜10Aのヒューズからの分岐が一般的
接続はエーモンなどのヒューズ電源取り出しキットが便利

リアシート用に増設するにはどうすればいい？

リアシート下やシート背面へ埋め込みタイプを設置する方法が人気です。内装に配線を隠しながら通せるため、仕上がりもスマートです。

配線はセンターコンソールの下やフロアマット下を通す
USBポート付きアームレストテーブルを活用する手も
延長ケーブルを使えば設置自由度が上がる

スマホ以外の電源供給にも使えるの？

はい。USBポートはモバイルルーター、ポータブルファン、LEDライトなど多用途に活用可能です。ただし、給電電力に限界がある点には注意が必要です。

機器	USB給電の可否
スマホ・タブレット	◎（急速充電対応製品がベスト）
ドライブレコーダー	△（電力不足の可能性）
ポータブル冷蔵庫	×（DC専用出力が必要）

高出力機器はUSBではなくシガーソケットやインバーター経由が適しています。

まとめ：シエンタ170系のUSB増設で車内がもっと快適に

シエンタ170系は使い勝手のよいファミリーカーですが、純正のUSBポート数が限られているため、増設によって快適性を大きく向上できます。

特に家族や複数人でのドライブでは、スマホやタブレットなどの充電ニーズが集中するため、リアシートや荷室周辺にUSBポートを追加する価値は非常に高いです。

方法としては、手軽なシガーソケットタイプから、見た目にこだわった埋め込み式、確実な業者施工まで選択肢は豊富です。自身のスキルや希望する仕上がり、予算に応じて最適な方法を選ぶことがポイントです。

DIY初心者でも挑戦しやすい簡易キットが多数登場
安全性を重視するならヒューズ電源からの取得が基本
埋め込みタイプや業者依頼で内装美を維持できる
家族の充電争いも解消し、移動中のストレスが減少

作業時は配線処理やヒューズ容量に注意し、車両の電装トラブルを未然に防ぐことが重要です。

快適なカーライフの実現に向けて、USBポートの増設は小さな改善のようでいて、日常の満足度を大きく底上げする一手です。ぜひこの記事を参考に、あなただけのベストなUSB増設プランを見つけてください。